処方箋やお薬に関してよくいただくご質問です。カテゴリー別にご質問と回答を掲載しております。
ご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
●食前 ･･･ 食事をする30分位前にのむ。
胃の中に食物が入っていると吸収が悪くなる場合、食事どきに利かせたい場合などに指示されます。
●食後 ･･･ 食事をしてから30分位の間にのむ。
胃の中に食物が入っているので、消化管への刺激を和らげます。
●食間 ･･･ 食事と食事の間、食事をしてからおよそ２時間後にのむ。
食事によって効果に影響をうけやすい薬などに指示されます。
●就寝前 ･･･ 寝るおよそ30分位前にのむ。
薬の効果が現れる時間を考えると、この頃に服用するのがよい場合があります。
●とんぷく（頓服）･･･ 必要に応じてのむ。
服用する時間は決まっていません。また、症状がなくなれば服用する必要はありません。
下記の場合は一般的対処法ですが、お薬の種類によっては、対処法が異なる場合がありますので、かかりつけの医師・薬剤師に相談することをお勧めします。
●1日3回の場合
のみ忘れに気付いた場合、決められた時刻からそれほど時間が経っていなければすぐに１回分を服用します。次の服用は４時間後ぐらいにします。ただし次の服用時間が近ければのみ忘れた分は１回抜き、次からきちんとのみます。
●1日2回の場合
気がついた時のんで次の服用まで5～6時間あけます。
●特別な薬は
抗菌薬：一定の間隔で服用する必要があります。
糖尿病薬：空腹時にのむと低血糖を起こして危険なものもあります。
抗てんかん薬：薬の血中濃度を一定に維持するために不規則なのみ方は厳禁です。
●お茶 ･･･ 現在は濃茶でなければ、ふつうの緑茶やウーロン茶程度なら問題ないと言われています。
●ジュース･･･ 胃腸薬に含まれる製酸剤などもジュースの酸のために作用が弱くなることがあります。また、グレープフルーツジュースとある種の血圧の薬など、一緒にのむと作用が強まる薬があります。
●牛乳 ･･･ 牛乳中のカルシウムが一部の抗菌薬などの腸管からの吸収を妨げ、作用を弱めてしまうことが知られています。
●工夫１ ･･･ オブラート
円形のオブラートを４つ折りにし、漏斗状になった中に薬をいれます。口をひねって閉じ、水と一緒に飲みます。漏斗状の袋のオブラートも市販されています。
●工夫2 ･･･ 少量の水で練る
粉薬を小皿にとって少量の水を加えて練って団子状にします。これを指で上あごや頬の裏側につけてから水をのみます。苦味を感じにくいので比較的楽にのめます。
●工夫3 ･･･ 嚥下補助ゼリー
小皿やスプーンにゼリーを取り、そこへ薬を入れます。薬をゼリーに絡ませ、スプーンでゼリーごとのみます。
【Ａ】
●与える時に、苦味を出さないため無理に溶かさず、5ccくらいの水で溶かし、スプーンやスポイトで与えます。
●授乳期はミルク嫌いになってしまわないようにミルクで溶かしてはいけません。
●お水で溶かしたものを冷蔵庫に２～３分入れて、シャーベット状にすると、冷たさで苦味が麻痺してのむことができます。
●少量の水で練って団子状にして頬の内側に塗り、その後に水やミルクをのませます。
●アイスクリームやジュース、ヨーグルト、プリンなど好きなものに混ぜます。
⇒ただし、逆にまずくなったり、効果がなくなるものもありますので、お薬をもらう時に薬剤師に確認することをお勧めします。
どの薬局に処方箋を持っていくかは、患者様の判断になります。ただし、受診された医療機関から離れた薬局では、処方されたおくすりの在庫が無いことがあり、結果として、おくすりをもらうのに時間がかかることもあります。
受診された医療機関から離れた薬局に行く場合は、あらかじめおくすりの在庫を準備してもらうよう連絡しておくか、医療機関から処方箋をＦＡＸしておくと良いでしょう。ＦＡＸを送った場合でも、おくすりをもらうのに処方箋が必要になるので、必ず持参してください。
ふくじん調剤薬局 吉塚店では、どの医療機関の処方箋も受付できます。またＦＡＸ等での受付も可能ですのでご利用下さい。
●「かかりつけ薬局」と決めた一ヶ所の薬局へ処方箋を持っていく。
または
●それぞれの医療機関の近くの薬局に処方箋と一緒に「お薬手帳」を持っていく。
どちらも、薬局でおくすりの説明とともに、重複や飲み合わせのチェックができます。
処方日を含め、４日間が処方箋の有効期限です。（例：８月１日が処方日の場合、有効期限は８月４日となります。）
ただし、日曜・祝日も含めて４日間が有効期限となりますので、いつもご利用の調剤薬局が日曜・祝日を定休日としている場合は、お気をつけください。有効期限が切れた場合は「処方元」の医療機関にお問い合わせ下さい。
ただし、なかには処方箋が無くても取り扱いのできるおくすりもありますが、保険適用外のため自費となりますので、医療機関の受診をおすすめします。
ふくじん調剤薬局 吉塚店では市販薬のお取り扱いもございますのでお困りの際は薬剤師にご相談下さい。症状によっては医療機関への受診をおすすめする場合もございます。
処方箋があれば、ご本人でなくても処方できます。
その際、次のことにご留意下さい。
●ご本人の保険証とお薬手帳をご持参ください。
●薬局には処方の責任がありますので、ご本人とのご関係をお伺いいたします。
●ご本人にお薬の飲み方などのご説明くださるか、介護者や保護者などご本人にお薬を飲ませて頂ける方にご来局頂ますようお願いいたします。
以上のご協力をお願いいたします。
薬局の待ち時間が苦手な方、小さなお子様連れの方、症状が重く待つのが辛い方やそのご家族様にご利用いただければと存じます。
※お薬を受取りの際は、処方箋の原本が必須となります。忘れずにをお持ちください。
また、処方箋の有効期限は、処方箋発行日を含めて4日間です。期限内に処方箋ネット受付が完了していても、ご来局時に処方箋の有効期限が切れている場合は、お薬のお渡しが出来ません。
事前に撮影した処方箋画像のアップロードでも予約が出来ますので、下記方法をお試しください。
その際、必ずスマートフォン本体へ保存するようお願いいたします。
1．一度ホーム画面に戻りスマートフォンの純正カメラアプリを起動
2．処方箋を撮影し、アルバムに保存
3．再度、予約フォームページにアクセスし、アルバムから写真を選択し送信
お薬手帳をもとに、重複処方や飲み合わせなどをチェックできますので、ぜひお持ちください。
どんなおくすりをどのくらいの期間服用しているかが記録できますし、血圧や検査結果、過去の副作用など、記録を工夫することでとても意義のあるお薬手帳となります。また、東日本大震災や熊本地震でもお薬手帳が大変役に立ったと評価されています。その他、救急車で運ばれた時や、旅行先での急病などでもとても役に立ちますので、日常的にお薬手帳をご持参いただくことをお奨めします。
薬剤師のいるドラッグストアなどで健康食品を購入される際にもご持参いただくと良いです。また、お薬手帳にご自身の健康の記録をご記入いただいて、ぜひ健康記録手帳としてもご利用下さい。
ふくじん調剤薬局 吉塚店にてお申し付け下さい。再発行料はいただいておりません。
もし、保険証が変更になった場合はご提示下さい。また、保険証の情報の確認が必要となった場合はご提示にご協力いただくことがございますので、宜しくお願いいたします。
保険利用の金額で精算してご返金させていただきます。できる限り早くご来局いただくとスムーズに精算できますので、ご協力をお願いいたします。
（1）処方箋を受け付けます。残薬を確認させていただき、後発品の希望があればお伺いしています。
（2）コンピュータに処方を入力し、薬剤情報提供書を作成します。
（3）コンピュータに入力された処方のチェックをします。（一次チェック）
（4）調剤をします。
（5）調剤された医薬品と処方せん・お薬手帳とのチェック、過去の処方やのみ合わせを確認します。（バーコード機器と薬剤師による二次チェック）
（6）カウンターでお薬のご説明と会計を行います。
（7）薬剤服用歴を記載し、電子保存します。
（8）１日の終わりに全ての処方箋をチェック。（三次チェック）
何重にもチェックを行いながら、正しく、安全にお薬をお渡しできるようにしています。
服用時点ごとにおくすりをシートから出して、一包ずつにまとめてパックする調剤です。
ビニールの中にシートから出したおくすりを入れるので容易に取り出すことができます。
各包装にはいつ服用するかが印字されていますのでとてもわかりやすく、のみまちがいを防ぐことができます。
患者様がおくすりを正しく服用できるよう工夫した調剤をいたしますので、服用に困った際にはぜひご相談ください。